コミック版 日本の歴史(55)
戦国人物伝 井伊直政
徳川家康の家臣となり、徳川最強の軍団・赤備を率いることになった井伊直政。真っ赤な甲冑を身にまとい、合戦場をひた走る!!
発売年月 |
2017年1月 |
ISBN |
978-4-591-15302-4 |
判型 |
A5判 |
サイズ |
217mm x 154mm |
ページ数 |
127ページ |
主な対象年齢・学年 |
小3
小4
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本の種類 |
学習まんが
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ジャンル |
伝記
コミック
児童実用
学習
知識・教養
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教科 |
社会科
伝記
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定価 |
1,100円(本体1,000円) |
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遠江国・井伊谷を治める井伊家は、遠江のほか、駿河国や三河国一帯を治める今川氏に仕える小領主であった。今川に陥れられ、謀殺された井伊直親は、井伊直政の父であった。直政は今川の魔の手から逃げ延びるため各地を転々としたが、直親の元許婚で井伊家当主の娘であった直虎に預けられ、育てられることとなる。直虎は直政に剣を教え、男子として厳しく育てた。やがて直虎の計らいにより、直政は遠江国の大名・徳川家康の側に仕えるようになる。家康にとくに目をかけられ、先輩である本多忠勝の訓練を受け、戦場で武将として成長していく直政。ある日家康は直政に、甲斐の武田氏滅亡後に遺された兵たちを直政の隊に組み込んだ。「甲斐の赤備」と呼ばれた、名だたる兵たちである。自身も赤い甲冑に身を包み、「赤備」を率いた直政は、いつしか将として部下にも認められ、「徳川最強の軍団」を率いて戦場を駆け抜けた。家康に生涯仕え、関ヶ原でも家康率いる東軍を勝利に導いた直政は、関ヶ原で薩摩の島津義弘を迎え討った際に負った傷がもとで世を去る。直政は家康から関ヶ原の戦功として近江国佐和山に十八万石を貰いうけ、その後井伊家は代々彦根藩を治めた。