一般書(846)
なでし子物語
ずっと透明になってしまいたかった。でも本当は「ここにいるよ」って言いたかった――言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。
発売年月 |
2012年11月 |
ISBN |
978-4-591-13142-8 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 136mm |
ページ数 |
390ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,760円(本体1,600円) |
ずっと、透明になってしまいたかった。
でも本当は、「ここにいるよ」って言いたかったんだ――
NHKドラマ化に続き、映画化も決定した『四十九日のレシピ』で話題の著者による渾身の一作。
いじめに遭っている少女・耀子、居所がなく過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年、立海。
三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。
言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。