一般書(718)
ピエタ
ヴィヴァルディはピエタ慈善院で〈合奏・合唱の娘たち〉を指導していた。ある日、教え子のもとに恩師の訃報が届く。一枚の楽譜の謎に導かれ物語の扉が開かれる。
発売年月 |
2011年2月 |
ISBN |
978-4-591-12267-9 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 137mm |
ページ数 |
342ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,650円(本体1,500円) |
ほんとうに、ほんとうに、
わたしたちは、幸せな捨て子だった。
18世紀、爛熟の時を迎えた水の都ヴェネツィア。
『四季』の作曲家ヴィヴァルディは、孤児を養育するピエタ慈善院で
音楽的な才能に秀でた女性だけで構成される〈合奏・合唱の娘たち〉を指導していた。
ある日、教え子のエミーリアのもとに、恩師の訃報が届く。
一枚の楽譜の謎に導かれ、物語の扉が開かれる――
聖と俗、生と死、男と女、真実と虚構、絶望と希望、名声と孤独……
あらゆる対比がたくみに溶け合った、これぞまさに“調和の霊感”!
今最も注目すべき書き手が、史実を基に豊かに紡ぎだした傑作長編。