一般書(835)
ゼラニウムの庭
私の家には謎がある――双子の妹はその存在を隠して育てられた。家族の秘密を辿ることで浮かび上がる人生の意味、時の流れの不思議。
発売年月 |
2012年9月 |
ISBN |
978-4-591-13075-9 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 137mm |
ページ数 |
280ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,650円(本体1,500円) |
人は永遠の若さを願うけれど。
彼女の秘密はあまりにも切ない。
2012年本屋大賞第3位『ピエタ』に続く、大島真寿美の次なる傑作。
おそらく、信じてはもらえまい。こんな話、信じるほうがおかしい。でも、たしかに彼女はそこにいる――
双子の妹は、その存在をひた隠しにされて育てられた。
秘密の存在は、それを知る人々に、何もなければ意識せずに済んだはずのことを見せつけ、深く、大きな影響を与えていく。
生きることの孤独と無常、そして尊さを描き出す物語。