ポプラ文庫 日本文学(315)
([お]4−5)三月
二十年ぶりに再会した同級生たち。一つの?死?の記憶が、それぞれの人生を浮き彫りにする。『ピエタ』の著者が贈る希望の物語。
発売年月 |
2017年2月 |
ISBN |
978-4-591-15119-8 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
234ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
704円(本体640円) |
<内容>
平穏で地味に見えても、それだけですむ人生なんてない――。同窓会の案内がきっかけで二十年ぶりに連絡を取り合った六人の女性。犬と暮らす失業中の領子、 娘との関係に悩む明子、元恋人の死に夫が関わっていたのではと疑う穂乃香……『ピエタ』の著者が贈る、深い感動が胸を打つ、終わりと始まりの物語。
<プロフィール>
大島真寿美(おおしま・ますみ)
1962年愛知県生まれ。’92年「春の手品師」で第74回文學界新人賞を受賞。『宙の家』で単行本デビュー。『ピエタ』が2012年本屋大賞3位に、『あなたの本当の人生は』が第152回直木賞候補作となる。