ポプラ文庫 日本文学(370)
([あ]8−2)ショパンの心臓
「最高傑作」と呼ばれた絵画が引き割いた、二人の運命。アートミステリの傑作、ここに誕生。
発売年月 |
2019年1月 |
ISBN |
978-4-591-16131-9 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
286ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
726円(本体660円) |
羽山健太は、就職先が決まらないまま大学を卒業してしまった。どうしたものかと思案していたところ、ふとした偶然で入った店の店主の南雲から「うちで働いてみないか」と誘いを受ける。「よろず美術探偵」という風変わりな看板を掲げたその店には、ガラクタといってもいいような品物がところ狭しと置かれている。健太はよくわからないまま、「業務中に就活してもOK」という店主の言葉に乗っかり、働き始めることに……。
そんなある日、店をスーツ姿の美女が訪れる。美術館に勤めているという女性は、奇妙な依頼を南雲にする。それは「村山光雄という画家が、生前『ショパンの心臓』と称した絵を探してほしい」というものだった--。