ポプラ文庫ピュアフル(117)
(P[や]2−1)明日につづくリズム
いとしいと悲しいは、ひとつの言葉なのかもしれない――瀬戸内海・因島。夢と現実の間で揺れ動きながら、おとなへの一歩を踏み出す少女を瑞々しく描いた感動作。
発売年月 | 2011年10月 |
ISBN | 978-4-591-12661-5 |
判型 | 文庫判 |
サイズ | 148mm x 105mm |
ページ数 | 228ページ |
主な対象年齢・学年 | 一般 |
本の種類 | 文庫 |
ジャンル | 小説・文芸 |
定価 | 616円(本体560円) |
ポプラ社在庫情報 | 品切れ |
「故郷を誇りに思う気持ちを、思い出させてくれる一冊」
――湊かなえ(解説より)
瀬戸内海・因島を舞台に紡がれる、
かけがえのない時間のきらめき――
“共感度100%”の成長ストーリー
瀬戸内海に浮かぶ因島。
千波は、造船所で働く父親、明るく世話好きな母親、
血のつながらない弟・大地と暮らす中学三年生。
親友の恵と一緒に、同じ島出身の人気ロックバンド・ポルノグラフィティにあこがれている。
島を出るか、残るか――高校受験を前に心悩ませていた頃、ある事件が起こり……。
夢と現実の間で揺れ動きながら、おとなへの一歩を踏み出す少女を瑞々しく描いた感動作。
本作は「第56回青少年読書感想文全国コンクール 中学校の部」の課題図書に選ばれた。
【解説/湊かなえ】