一般書(463)
夏のピルグリム
第12回ポプラ社小説新人賞奨励賞受賞作! 喪失を知った少女の再生を描く、一夏の巡礼の旅。温かな感動に包まれる青春小説。
発売年月 |
2024年7月 |
ISBN |
978-4-591-18223-9 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
284ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,870円(本体1,700円) |
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【第12回ポプラ社小説新人賞奨励賞受賞作!】
喪失を知った少女の再生を描く、一夏の巡礼の旅。
「わたしには夢を持つ資格はない」
必死で受験して入学した中学校には馴染めず、厳しい母親に叱られ家庭でも居場所がない。
中学一年生の夏子は日々を無気力に過ごしていた。
心の支えは、妹のチイちゃんと共にお話を創ること、
そしてチイちゃんの推しているアイドル・羽猫くんの動画を一緒に視聴すること。
しかしそんな夏子の様子を見かねた母親は、
夏子が目を背けてきた「現実」を突き付けてくる。
さらに同時期に羽猫くんが活動を休止し、
宮崎の田舎へ戻ったという情報が。
すべてを失った夏子は巡礼の旅に出る。
東京から、宮崎へ。
道中様々な大人と出逢い、時に助けられながら、
夏子は少しずつ夢を取り戻していく。
■著者プロフィール
高山環(たかやま・かん)
『夏のピルグリム』で第12回ポプラ社小説新人賞奨励賞を受賞。『ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕』(宝島社文庫)でデビュー。