一般書(343)
忘れられたその場所で、
氷漬けの死体。四十五年前の秘密。連鎖する謎の行方は――『名もなき王国』の著者が贈る、幻想に彩られた傑作社会派ミステリ!
発売年月 |
2021年5月 |
ISBN |
978-4-591-17009-0 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
300ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,870円(本体1,700円) |
本格的な社会派ミステリーと神秘的な幻想ホラー。
両者が巧みなバランスで作中に並存しつつ、互いの闇を照らし合う。
――この読み味、僕はとても好きです。
――綾辻行人
人ならざるものを見てしまう高校生の美和は、雪の中道に迷い、見知らぬ街に迷い込む。その一角に、割られた窓ガラス越しにじっとこちらを見ている男がいた。男は死体だった。
一方刑事の浩明は、死体発見の報を受け、現場に駆け付ける。被害者の斗南という男性は、数日間体の自由を奪われ、食事も与えられないという残虐な方法で殺されていた。浩明は同僚の絵美とともに斗南の過去を探るのだが、予想外の事実が浮かび上がり――。
『名もなき王国』の著者が放つ野心作!