一般書(329)
うしろむき夕食店
落ち込んだ夜は「うしろむき夕食店」を探してください。極上の料理と乾杯の声が、あなたの迷いを優しくほどいてくれます。
発売年月 | 2021年2月 |
ISBN | 978-4-591-16945-2 |
判型 | 四六判 |
サイズ | 188mm x 128mm |
ページ数 | 308ページ |
主な対象年齢・学年 | 中学 高校 一般 |
本の種類 | 単行本 |
ジャンル | 小説・文芸 |
定価 | 1,760円(本体1,600円) |
ポプラ社在庫情報 | 在庫あり |
<内容紹介>
二階建てのレトロな洋館に、ステンドグラスの嵌め込まれた観音開きの扉。ドアの両側には二つずつ背の高い格子窓。そこから見える満月のような照明と、おいしそうな香りが漂ってきたら間違いなし。そこが「うしろむき夕食店」だ。
“うしろむき”なんて名前だけど、出てくる料理とお酒は絶品揃い。きりりと白髪をまとめた女将の志満さんと、不幸体質の希乃香さんが元気に迎えてくれる。
お店の名物は「料理おみくじ」。
今宵の食事も人生も。いろいろ迷ってしまうお客さんに、意外な出会いを与えてくれると評判だが――。
プロフィール
冬森灯(ふゆもり・とも)
第1回おいしい文学賞にて最終候補。『縁結びカツサンド』にてデビュー。