一般書(291)
縁結びカツサンド
駒込うらら商店街に佇むパン屋さん「ベーカリー・コテン」を舞台にくり広げられる、とびきりあったかな“縁”の物語
発売年月 |
2020年7月 |
ISBN |
978-4-591-16718-2 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
300ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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定価 |
1,760円(本体1,600円) |
<story>
駒込うらら商店街に佇む、昔ながらのパン屋さん「ベーカリー・コテン」。
あんぱん、クリームパン、チョココロネ。気取っていない顔が並んでいて、見ているだけでほっとするような、そんなお店。
一家で経営してきたコテンの未来を背負うのは、悩める三代目・和久。
商店街が寂れる中で、コテンを継ぐべきか。「自分なりのパン」を見つけないといけないのではないか。創業者のじいちゃんが亡くなって、店名の「コテン」の由来もわからない。
日々迷いながらパン生地をこねる和久のもとには、愉快なお客たちがやってくる。
ヒョウ柄のコートを着込む占い師に、就活に落ち続ける学生、肉バカの肉屋の息子。
人の悩みに寄り添うパンを焼こうと奮闘する和久が、やがて見つけた答えとは――
しぼんだ心を幸せでふっくらさせる、とびきりあったかな“縁”の物語。
<プロフィール>
冬森灯(ふゆもり・とも)
第1回おいしい文学賞にて最終候補。本作がデビュー作となる