一般書(186)
天までのぼれ
江戸末期に生まれ、世界でも早い時期に女性参政権を求めて申し立てをした女性がいた。今あるものの尊さを知る著者初の評伝小説。
発売年月 |
2025年2月 |
ISBN |
978-4-591-15799-2 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 134mm |
ページ数 |
463ページ |
本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
2,420円(本体2,200円) |
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女も住むこの国のことを、女抜きで決めないでほしい――
坂本龍馬、板垣退助らが活躍した時代、高知に楠瀬喜多という女性がいた
男も女も、民衆には多くの権利がなかった頃、高知で女性参政権を求めて申し立てをした楠瀬喜多。江戸から大正にかけて生き、世界でも早い時期に声を上げた彼女は、板垣退助ら男性の民権家が活躍した激動の時代に、何を見て、何を感じていたのか。そしてそのまなざしの先にあったものは――
100年後の今のわたしたちが手にしているものの大切さに気づかされる、著者初の評伝小説