調べよう! バリアフリーと福祉用具(5)
まちのバリアフリー
さまざまな人をささえる
町には人の活動を妨げるたくさんのバリアがあります。バリアフリーの取り組みを町で探し、誰もが暮らしやすい社会を考えます。
発売年月 |
2019年4月 |
ISBN |
978-4-591-16160-9 |
判型 |
A4変型判 |
サイズ |
287mm x 215mm |
ページ数 |
47ページ |
主な対象年齢・学年 |
小4
小5
小6
|
本の種類 |
児童向け単行本
|
ジャンル |
学習
|
教科 |
国語
社会科
総合
福祉
|
定価 |
3,190円(本体2,900円) |
車いすの人のためには、歩道橋や駅にエレベーターを。目の不自由な人のためには、音で知らせる信号機や行先案内を。そうした「バリア(障壁)」をとりのぞく工夫は、体の不自由な人のためだけのものではありません。高齢者や、小さな子ども連れの人、体の調子がわるい人、そうしたさまざまな人のためにも役に立つのです。
さまざまなバリアを社会からとりのぞくことで、体の不自由な人だけでなく、だれもが暮らしやすい町をつくることができます。それが「バリアフリーのまちづくり」。図や写真で、町のなかや学校にあるバリアフリーの取り組みについて、わかりやすく紹介します。自分の身近なところでもバリアフリーの取り組みを探してみましょう。そして、誰もが暮らしやすい社会にするために、何ができるか考えてみましょう。
もくじ
はじめに/だれもがくらしやすいまちづくりとは/道路にあるバリアフリー/バリアをつくり出していないかな?/駅や列車のバリアフリー/公共のトイレのバリアフリー/オストメイトを知っていますか?/学校のバリアフリー/発達障がい/ICTで広がる多様な学び方/読み書き障がい/お店や施設のバリアフリー/まちに広がるバリアフリー/バリアフリー新法/わたしたちの社会はいろいろな人がいて成り立っている/理解されにくい障がいでこまっている人がいる/見えない「こまった」をしめすヘルプマーク/「知る」こと、「想像する」ことが大事だよ/この本を読んでくれたみなさんへ/こまることチェックシート/さくいん
●まちにあるバリアフリーのくふうを、一覧できるイラストと解説でわかりやすく紹介しました。まちの施設やお店の体の不自由な人のためのくふうは、お年寄りや言葉や習慣を知らない外国の人にとっても便利なくふうです。
▲P.30-31「お店や施設のバリアフリー」
●社会には、ちょっと見にはわからない、理解されにくい障がいをもつ人もたくさんいます。気づかなかったことに気づき、考えを深められるように紹介しています。
▲P.38-39「理解されにくい障がいでこまっている人がいる」
★編集担当者が語る「調べよう! バリアフリーと福祉用具」トピックスはこちら>>>