調べよう! バリアフリーと福祉用具(3)
点字・盲導犬 ほか
「見る」をたすける
目の不自由な人を助ける道具は点字だけではありません。文字を拡大する道具や文章を読んでくれる道具、そしてもちろん盲導犬も。
発売年月 |
2019年4月 |
ISBN |
978-4-591-16158-6 |
判型 |
A4変型判 |
サイズ |
287mm x 215mm |
ページ数 |
47ページ |
主な対象年齢・学年 |
小4
小5
小6
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本の種類 |
児童向け単行本
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ジャンル |
学習
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教科 |
国語
社会科
総合
福祉
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定価 |
3,190円(本体2,900円) |
目の不自由な人といっても、状態はさまざまです。まったく見えない全盲の人もいれば、部分的に見えにくかったり、色が見分けづらかったりする人もいます。生まれつき見えない人も、事故や病気で目が見えなくなった人もいます。
目の不自由な人を助ける道具も、点字や白杖だけではありません。文字を拡大する道具や、文章を読んでくれる道具、最近はスマートフォンも大活躍していますし、頼れるパートナー・盲導犬もいます。
目の不自由な人の生活にはどんな「バリア(障壁)」があり、それを乗り越えるためどんな用具を使って生活しているのか、写真や図を使って分かりやすく紹介します。そうしたことを通して、誰もが暮らしやすい社会のため、私たちに何ができるのか、いっしょに考えましょう。
もくじ
はじめに/いろいろな「見えない」/点字/指点字/家の中のバリアフリー/電子書籍やデジタル教科書/くらしの中のバリアフリー/出かけたときに使うもの/色の見え方のちがい/建物内の歩行を助ける誘導マット/音声で使いこなせる情報機器/スポーツに使われる用具/バリアフリーを助ける技術/盲導犬/災害時に役立つ用具/避難先でこまること/心のバリアフリー/この本を読んでくれたみなさんへ/こまることチェックシート/さくいん
●パソコン画面の文字を点字として表示できるディスプレイ。音で時間を知らせてくれるアラーム時計。こうしたものが目の不自由な人を「バリア」から自由にします。
▲P.8-9「家の中のバリアフリー」
●点字ブロックが設置されていない場所に、いつでも設置できる誘導マット。見知らぬ場所でのイベントなどで、目が不自由な人も行動しやすくなります。
▲P.20-21「建物内の歩行を助ける誘導マット」
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