ノベルズ・エクスプレス(19)
狛犬の佐助
迷子の巻
小学館児童出版文化賞(2013)
ホワイト・レイブンズ(ミュンヘン国際児童図書館・児童図書目録)選定(2014)
明野神社の狛犬には彫った石工の魂が宿っていた! 狛犬の「あ」には親方、「うん」には弟子の佐助の魂が。心躍るファンタジー。
発売年月 |
2013年2月 |
ISBN |
978-4-591-13225-8 |
判型 |
B6判 |
サイズ |
189mm x 135mm |
ページ数 |
187ページ |
主な対象年齢・学年 |
小5
小6
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本の種類 |
児童向け単行本
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ジャンル |
児童読み物(国内)
児童文学
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定価 |
1,430円(本体1,300円) |
明野神社の狛犬には、彫った石工の魂が宿っていた。狛犬の「あ」には親方、「うん」には弟子の佐助の魂が――。
二頭は神社を見張りながらしょっちゅう話をしていたが、その声を聞くことができるのは、数え年7歳になるまえか100歳をこえた者だけだという。
佐助は近頃、愛犬をさがし続ける参拝客、大工見習いの耕平のことが気になってたまらない。
そんな佐助を、親方は「狛犬らしくない」とたしなめるのだが……。
150年前の石工たちの魂を宿した狛犬と、神社で出会う人々との心躍るファンタジー。
伊藤遊、9年ぶりの待望の書き下ろし長編。
長編『つくも神』、絵本『きつね、きつね、きつねがとおる』でコンビを組んだ岡本順の絵がファンタジーの世界をリアルに立ち上げる。