ふしぎいっぱい写真絵本(31)
さかなのたまご
いきのこりを かけた だいさくせん
産経児童出版文化賞・JR賞(2018)
生きものにとって、卵は大切な宝物。川にくらす魚たちは、子どもたちをのこすために、さまざまな方法でたまごを守っています。
発売年月 |
2017年7月 |
ISBN |
978-4-591-15490-8 |
判型 |
A4変型判 |
サイズ |
207mm x 262mm |
ページ数 |
37ページ |
主な対象年齢・学年 |
6歳
小1
小2
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本の種類 |
絵本
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ジャンル |
自然科学
知識・教養
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教科 |
理科
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定価 |
2,200円(本体2,000円) |
川に行くと、今日も水の流れる音が聞こえてきます。そんな川の中をのぞいてみると、たくさんの魚たちが、いろいろな作戦でたまごを守ろうと奮闘しています。砂利の下にたまごをうめてかくすサケ、二枚貝の中にたまごをうみつけるニッポンバラタナゴ、水草でたまごをかくす巣をつくるトミヨ、そして、オヤニラミに自分のたまごを托卵し守らせるムギツクなど、魚たちが長い時間をかけて作りあげてきた「たまご大作戦」は、生存競争を勝ち抜くための生きものの知恵でもあります。この本では、淡水魚たちのさまざまな繁殖戦略を迫力の写真で紹介しています。著者は、日本の水環境とそこにくらす生きものたちを撮影し続けてきた写真家・内山りゅう氏です。表紙にも登場しているカワヨシノボリの愛嬌のある表情や、コロコロとしたたまごたちのかわいらしい姿など、見ているだけでも楽しめる1冊です。魚の卵の大作戦をのぞいてみましょう!