ポプラ文庫 日本文学(513)
([ふ]11−1)毒をもって僕らは
もう、恥ずかしくなんかない――。どんな不運もみじめさも蹴散らしていく青春の輝き、第11回ポプラ社小説新人賞特別賞受賞作。
発売年月 |
2025年3月 |
ISBN |
978-4-591-18559-9 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
222ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
748円(本体680円) |
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学校ではいじめられ、未来に夢もなく、唯一の趣味といえば心霊動画を見ることくらい。そんな冴えない高校生・木島道歩の前に、不思議な少女があらわれる。長期入院を余儀なくされている同世代の少女・綿野は、「この世界の、薄汚い、不幸せなこと」を教えてくれという。木島は自分の身に起こる惨めな出来事を綿野に報告することを約束するのだが――。どんな不運もみじめさも蹴散らしていく青春の輝き、第11回ポプラ社小説新人賞特別賞受賞作。