ポプラ文庫 日本文学(373)
([ま]9−1)僕はかぐや姫/至高聖所
自らを「僕」と称する女子高生たちを描いた「僕はかぐや姫」と、芥川賞受賞作「至高聖所」。幻の名作二編が待望の復刊!
発売年月 |
2019年3月 |
ISBN |
978-4-591-16243-9 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
212ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
704円(本体640円) |
私の血の中には様々な作家の物語が流れているが、
骨はこの「僕はかぐや姫」ただ一篇によって形成されているに等しい。
――宮木あや子(作家)
進学校の女子高で、自らを「僕」と称する文芸部員たち。17歳の魂のゆらぎを鮮烈に描き出した著者のデビュー作「僕はかぐや姫」。無機質な新構想大学の寮で出会った少女たちの孤独な魂の邂逅を掬い上げた芥川賞受賞作「至高聖所」。少女たちの心を撃ちぬいた傑作二編が、待望の復刊!