ポプラ文庫 日本文学(310)
([ふ]6−1)おしい刑事
推理力抜群で華麗に犯人を追い詰めるのに、必ず最後にまさかの大逆転、事件を完全解決できない押井刑事。6つの難事件に挑む!
発売年月 |
2016年9月 |
ISBN |
978-4-591-15167-9 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
334ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
748円(本体680円) |
あと一歩、あと一歩だったのに――。
推理力抜群で華麗に犯人を追い詰めるのに、いつも最後の最後にまさかの展開が起き、同僚に手柄をとられてしまう押井(おしい)刑事・32歳。
周囲の呼び方はもはや「惜しい刑事」としか聞こえない。
次こそ完璧に事件を解決し、不本意な呼び名を返上するべく奮闘する押井だが、ああ、やっぱり今日もまた……。
出世知らず、彼女おらず、酒飲めず。とことん残念な刑事を、いつのまにか応援せずにいられない!
元お笑い芸人の横溝正史賞作家が魅せる、腹筋崩壊の連作コメディミステリ。
<目次>
おしい刑事参上
おしい刑事のテスト
密着・おしい刑事
おしい刑事の雪冤
安楽椅子おしい刑事
おしい刑事よ永遠に
<著者略歴>
藤崎翔(ふじさき・しょう) 1985年茨城県生まれ。高校卒業後、6年間お笑い芸人として活動。2014年に『神様の裏の顔』で第34回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『神様の裏の顔』(角川文庫)、『私情対談』(KADOKAWA)、『こんにちは刑事ちゃん』(中公文庫)がある。