一般書(501)
えんぴつで名作選
静かにゆっくり、ていねいに。古典の名文をなぞって、言葉の豊かさ、人生の奥行きを深く堪能しましょう。美文字の練習にも。
発売年月 |
2025年3月 |
ISBN |
978-4-591-18591-9 |
判型 |
B5判 |
サイズ |
182mm x 258mm |
ページ数 |
126ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
名作・古典
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シリーズ |
〈えんぴつで〉シリーズ
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教科 |
国語
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定価 |
1,430円(本体1,300円) |
静かにゆっくり、ていねいに。
ことばの豊かさ、人生の奥行きを深く堪能できる名作を、なぞって味わうテキストブック。
人気の作品をセレクトして再編集。
古典の勉強に、きれいな文字を書きたいあなたに、毎日続ける楽しさをぜひ味わってください。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」――戦乱と災厄の都を生き、世の無常を説いた京の隠者・鴨長明。
「世は定めなきこそ、いみじけれ」――現世への無常観に貫かれつつ、なお人を、自然を、時代を真摯に見つめた吉田兼好。
「春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく、山ぎは少し明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」――平安文学を代表する女流作家・清少納言。
「いづれの御時にか,女御・更衣あまた候ひ給ひける中に」――愛欲と孤独、貴族社会の風俗を見事に描いた紫式部。
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」――江戸中期、優れた俳諧紀行を残した松尾芭蕉。
◆えんぴつシリーズ、読者の声、続々!
・「脳活」にぴったりと、これまでのシリーズを続けています。
・手書き文字のやさしさに満足、一日分の長さもちょうどよく、毎日音読してから字の練習をしています。大切に使いたいと思います。
・母の日に娘が買ってくれました。新しい人生が始まったような気持ちになりました。
◆シリーズ累計150万部のなぞり本の総集編
シリーズの中でも特に人気を集めた5つの古典
(『徒然草』『方丈記』『枕草子』『源氏物語』『奥の細道』)の美しい章段をセレクト。
より書きやすい体裁で、毎日続ける楽しさを。
◆書・大迫閑歩(おおさこ・かんぽ)
一九六〇年鹿児島県生まれ。本名・大迫正一。筑波大学芸術専門学群卒業。同大学院修士課程修了。九州女子大学共通教育機構准教授を経て、現在安田女子大学文学部書道学科教授。漢字の古い書体を中心にした研究、作品制作を続け、後進の指導にあたっている。
著書に『えんぴつで奥の細道』『えんぴつで方丈記』『えんぴつで論語』などがある。