一般書(469)
ザ・メモリー・ライブラリアン
『ダーティー・コンピューター』にまつわる5つの話
シンガー・ソングライターとして、俳優として、世界を更新し続けるジャネール・モネイ、初の小説!
発売年月 |
2025年3月 |
ISBN |
978-4-591-18312-0 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
476ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
3,520円(本体3,200円) |
グラミー賞2025、クインシー・ジョーンズ・トリビュートで披露したマイケル・ジャクソンのカヴァーが話題!
グラミー賞10回ノミネート、アカデミー賞受賞作『ムーンライト』出演。
シンガー・ソングライターとして、俳優として、世界を更新し続けるジャネール・モネイ、初の小説がついに翻訳刊行!
「クリーンな人間」であることがよしとされ、記憶が管理される社会。その中心街の女王として君臨するセシャトは、日々増え続けるまがい物の記憶に頭を悩ませていた。原因を探るうち、彼女は自身にも消去された記憶があると知り――「記憶のアーキビスト」
亡き父から、一生に一度だけ時間を戻すことができる宝石を授かったアンバー。窮地に陥る家族に、彼女は宝石を使うか苦悩する――「変更保存」
グラミー賞ノミネートアルバム『ダーティー・コンピューター』の世界観をベースに、5人の作家とコラボレーションし、世界が今まさに直面している分断の問題を描く。NYタイムズベストセラー、ワシントンポストやバズフィードでも絶賛の傑作!
《訳者紹介》
・安達眞弓
海外ミュージシャンやセレブのメモワール、ミステリなどの翻訳を手がける。訳書に『この、あざやかな闇』『僕は僕のままで』『どんなわたしも愛してる』『死んだレモン』『悪い夢さえ見なければ』『ジミ・ヘンドリクスかく語りき』などがある。
・押野素子
主に黒人文化・歴史に関するフィクション&ノンフィクションの翻訳を手がける。訳書に『フライデー・ブラック』『THE BEAUTIFUL ONES プリンス回顧録』『ヒップホップ・ジェネレーション』『ディアンジェロ《ヴードゥー》がかけたグルーヴの呪文』などがある。
・瀬尾具実子
訳書にバラク・オバマやビル・ゲイツも絶賛した『未来省(The Ministry for the Future)』がある。
・ハーン小路恭子
専修大学国際コミュニケーション学部教授、米文学者。訳書に「マンスプレイニング」の流行語を生んだレベッカ・ソルニットの『説教したがる男たち』などがある。
・山崎美紀
東京都出身。訳書に『この密やかな森の奥で』『森に帰らなかったカラス』などがある。