一般書(467)
さいわい住むと人のいう
時代をさかのぼり紐解かれていく桐子と百合子の姉妹の人生。温かい涙があふれる、感動の物語。
発売年月 |
2024年9月 |
ISBN |
978-4-591-18296-3 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
335ページ |
主な対象年齢・学年 |
小5
小6
中学
高校
一般
シニア
|
本の種類 |
単行本
|
ジャンル |
小説・文芸
|
定価 |
1,870円(本体1,700円) |
ある日、豪邸に住む高齢の姉妹が二人とも亡くなった。
老姉妹は、なぜこんな豪邸に二人だけで住んでいたのか―?
地域福祉課に異動になった青年・青葉が紹介されたのは、大きな屋敷に住む八〇歳の老女・香坂桐子だった。桐子は元教師で顔が広く、教育から身を引いてからも町の人から頼りにされていた。妹の百合子と二人だけで暮らしているという――。
物語は二〇二四年から二〇年ごとに遡り、姉妹の人生が少しずつ紐解かれていく。戦争孤児で親戚をたらいまわしにされてきた彼女たちは、いつか自分たちだけの居場所を手に入れて、二人で幸せになろうと誓った。しかし、ある選択を迫られて……。
デビュー作『つぎはぐ、さんかく』が話題となった注目の若手作家がおくる、
二人の女性の人生を壮大なスケールで描いた感動の物語。