一般書(435)
うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真
いい写真は誰でも撮れる。大人気ワークショップをベースに、幡野広志が書き下ろす、できれば触れたくなかった写真の話。
発売年月 |
2023年11月 |
ISBN |
978-4-591-17930-7 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
271ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
エッセイ
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教科 |
国語
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定価 |
1,650円(本体1,500円) |
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【岸田奈美さん推薦!】
写真っていうか、これ、会話とか、文章とか、恋愛とか、ぜんぶ良くなる本じゃないですか。え〜っ……もっと早く出会いたかった!
【ハナレグミさん推薦!】
写真のこと、ここまでハッキリスッパリ教えてもらえると、また自分で考えるのが楽しくなるなぁ〜。感じる種、考える種受け取りました。
<内容紹介>
ほとんどの人に写真の才能がある。でも、多くの人が写真を誤解している――即完売の大人気ワークショップをベースに幡野広志が書き下ろす、できれば触れたくなかった「写真の話」。いい写真とうまい写真はちがう。だめな写真とへたな写真も同じ意味じゃない。うまくてだめな写真もあるし、ヘタだけどいい写真もある。「いい写真」を知り、「いい写真」を撮ろう。写真の価値観が変わる、写真初心者必読の1冊。
<目次抜粋>
【第1章 うまい写真といい写真】 いい写真とは/向いている人と向いていない人
【第2章 写真を撮る理由】 どうして写真を撮るのか/見たものを撮ればいい
【第3章 写真の勉強】 写真の本は間違いが多い/写真以外から学ぶ
【第4章 光と距離】 適切な距離感/撮影者の気持ちと被写体の気持ち
【第5章 写真の誤解】 ほとんどのプロがやってるのに、ほとんどの人がやってないこと
【第6章 カメラの設定】 カメラの選択/レンズの選択/設定をコロコロ変えない
【第7章 現像】 RAW現像/パソコンとデータ保存
<本文より抜粋>
どうして人は写真を撮るんですかね。食事や睡眠のように写真を撮らないと死ぬわけじゃないのに、どうして写真を撮るんでしょう。いい写真は伝わる写真だとぼくは書きましたけど、これは哲学みたいなものなのでいろんな答えがあると思います。(中略)感情を記録して何年後でも思い出せるのが写真の魅力です。写真はいつか宝物になります。自分の宝物にも誰かの宝物にも。人類の生活には写真は必須だと思いますよ。みなさんも写真を撮る理由を考えてみえください。(「どうして写真を撮るのか」より)
写真家として断言できるけど、写真は間違いなく人生を豊かにします。(中略)写真を撮るのに必要なのは少しの手間と勇気です。技術ではありません。カメラなんてなんでもいいのよ。(「あとがき」より)