おばけのアッチ・コッチ・ソッチ、くまの子ウーフ、かいけつゾロリ、おしりたんてい――。
ポプラ社は半世紀以上にわたって、いつの時代も、子どもたちに愛される童話やキャラクターたちを届け続けてまいりました。
読みきかせからひとり読みに移行したばかりの5,6歳の読者にとって、ひとりで1冊の本を最後まで読み通す経験は特別なものです。「ひとりで読めた!」という喜びと誇らしさは、「もっと読みたい!」という意欲につながり、子どもたちを生涯豊かな読書へ導くといっても過言ではありません。
だからこそ、童話を読み始めた子どもたちにとびきり楽しい童話を届けたい!
それは、幼年童話「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」をライフワークとして、40年以上、新作を書き続けている角野栄子さんの信念でもあります。
この度、ポプラ社は想いをともにする角野栄子さんと、あたらしい童話の賞を創設いたしました。
価値観が多様化し、激しく変化しつつある現代社会を生きていく現代の子どもたちに、読むことの楽しさ、そして生きることの喜びを届けるために、あたらしい書き手によるあたらしい童話を募集いたします。
童話らしい童話でなくてかまいません。既存の童話のイメージにとらわれず、童話の可能性を広げ、あらたなおもしろさを創り出せる才能を切望しています。そのため、文字原稿だけではなく、絵を主体とした作品も募集いたします。
角野栄子さんを驚かせる「あたらしい童話」を心よりお待ちしています。
2023年11月中旬~2024年3月末(予定)
児童書の商業出版が未経験の方はもちろん、児童書の商業出版経験が2冊以下の方も応募可能です。
※詳しい募集要項につきましては、後日、こちらのホームページにて発表予定です。※