一般書(345)
海辺の金魚
女優・映画監督として活躍中の小川紗良が、2021年6月公開予定の初の長編映画監督作品を、自ら小説化。
発売年月 |
2021年6月 |
ISBN |
978-4-591-17024-3 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
236ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
|
本の種類 |
単行本
|
ジャンル |
小説・文芸
|
定価 |
1,650円(本体1,500円) |
児童養護施設で暮らす花は、夏を迎えて18歳になった。翌春には施設を出るきまりだが、将来のことや遠く離れた母親のことで葛藤を抱えている。母親は花が8歳のとき、ある事件を起こした罪で逮捕・勾留され、そのことが花の心で大きなわだかまりとなっていた。そんなある日、ぬいぐるみを抱えた女の子・晴海が施設にやってくる。複雑な事情を抱えながらも日々を懸命に歩む晴海の姿に、花はかつての自分を重ね合わせていた……。