一般書(152)
星ちりばめたる旗
日本人であることが罪。そんな時代があった。在米日系人百年の物語。現在世界に巻き起こる問題をも浮かび上がらせる骨太な感動作
発売年月 |
2017年9月 |
ISBN |
978-4-591-15574-5 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
195mm x 137mm |
ページ数 |
374ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,870円(本体1,700円) |
日本人であることが、罪になる。
祖母は、母は、そんな時代を生き抜いた――
日本人というルーツに苦しめられた祖母、ルーツを捨てようとした母、そしてそのルーツに惹かれる私。
アメリカ在住日系人家族の三世代を描く百年の物語。
太平洋戦争を挟んでの日本とアメリカの姿とともに、時代に翻弄されながら生きる人々のアイデンティティのありようを描き出し、現在の世界に巻き起こる問題をも浮かび上がらせる骨太な感動作。
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1916年、既にアメリカに移住していた大原幹三郎のもとへ「写真花嫁」として嫁ぎ、海を渡った佳乃。
幹三郎と佳乃の末っ子として、戦争間際にオレゴン州で生まれたハンナ。
ハンナの娘である「私」、ジュンコ。
三世代の母と娘たちの関係には、「日本」と「アメリカ」、そして「戦争」が大きな影を落としていた。