ノベルズ・エクスプレス(34)
青いスタートライン
佐渡の海を舞台に、遠泳の大会にいどむことになった少年の出会いと絆、それぞれの心の成長をさわやかに描いたひと夏の物語。
発売年月 | 2017年7月 |
ISBN | 978-4-591-15500-4 |
判型 | B6判 |
サイズ | 189mm x 136mm |
ページ数 | 263ページ |
主な対象年齢・学年 | 小5 小6 中学 |
本の種類 | 児童向け単行本 |
ジャンル | 児童読み物(国内) YA |
定価 | 1,430円(本体1,300円) |
ポプラ社在庫情報 | 在庫あり |
夏休みの間、一人で佐渡の祖母宅で過ごすことになった小5の颯太。出産をひかえ体調の優れない母への複雑な思いや、芯がなく、いつも友達のペースに合わせてしまう自分への自己嫌悪などを抱えている。
久しぶりにおとずれた佐渡で、颯太が見たのは、佐渡で行われる遠泳の大会の映像。いとこの女の子・あおいの堂々とした泳ぎ、参加者のきらきらとした笑顔に、思わず颯太も1キロの遠泳に挑戦することを決意する。25メートルしか泳げない颯太のために、祖母は元教え子の17歳の青年・夏生に特訓を頼み……。
「泳ぎきったら、きっと変われる」
迷いのなかを、希望と未来を見つめておよぎだす、少年たちのひと夏の物語。