teens’ best selections(63)
きみの鐘が鳴る
5年生の冬、つむぎは転塾試験を受けた。塾を変わりたい理由がある。中学受験に挑む4人の小学生、それぞれの真剣な思いと進路。
発売年月 |
2022年11月 |
ISBN |
978-4-591-17523-1 |
判型 |
四六変型判 |
サイズ |
194mm x 127mm |
ページ数 |
288ページ |
主な対象年齢・学年 |
小5
小6
中学
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本の種類 |
児童向け単行本
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ジャンル |
YA
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定価 |
1,760円(本体1,600円) |
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中学受験に挑む6年生たち。
かけた時間や熱量は、必ずきみを強くする
* * * *
チアダンス部の活動に憧れて、青明女子中学校を目指しているつむぎ。同じ体操クラブに入っていて塾も同じのクラスメイトとうまくいかなくなり、5年生の終わりに転塾することに。
新しい塾「エイト学舎」には、いろいろな子がいた
父親に厳しく管理指導される涼真。
マイペースで得意不得意が凸凹している唯奈。
受験に失敗した姉とずっと比べられている伽凛。
受験をする事情や環境、性格、目指す学校もそれぞれ違う4人。
迎えた2月、待ち受けているものは──?
受験の合否にかかわらず、すべての子どもに、祝福の鐘は鳴る。
未来が開け、さわやかな温かさに包まれる物語。
自分も受験生で、真下つむぎちゃんにすごく共感できました。中学校生活の様子も本にしてほしいくらい面白かったです。
何回も読み返すほど面白かったです。
(明日香さん 六年生)
私も今年中学受験をするのですが、
四人のように最後、「中学受験をすることができてよかったね」と言い合えるようにがんばりたいと思います。
(あおみさん 六年生)
何度も胸が締め付けられそうになりました。
君の受験、君の人生。八女先生が子どもたちに授けた言葉を忘れずに、娘をサポートしていきたいです。
(みつばさん)
こんなに行きたいと願っている学校に行けないはずがない。
受験に向かっている子は誰でもみんな感じている思い。今の子どもたちの様子を清々しくも残酷にはっきりと描いている。そんな物語だった。
(ふるやみほさん)