単行本(306)
まるみちゃんとうさぎくん
とつぜん体が変化するようになった町に住む子どもたちの物語。大前粟生氏、初めてのYA作品。挿画は板垣巴留氏。
発売年月 |
2022年3月 |
ISBN |
978-4-591-17311-4 |
判型 |
四六変型判 |
サイズ |
195mm x 128mm |
ページ数 |
167ページ |
主な対象年齢・学年 |
小6
中学
高校
一般
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本の種類 |
児童向け単行本
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ジャンル |
YA
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定価 |
1,540円(本体1,400円) |
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〜こども、おとな、すべての人に読んでほしい、コロナ禍に生まれた物語〜。事件のはじまりは、夕日町でいちばん大きなお祭りの日。その日以降、外に出ると人々の体が変化するようになりました。目からビームが出る人、手のひらからアイスクリームがあふれる人、100メートルを1秒で走れるくらい、足が速くなった人。どんな変化が出るのかは人によって違って、元に戻る方法は見つかりません。そのため、町では外に出てはいけないことに決まりました。学校はお休み、仕事は家ですることに。そんな生活を送る小学4年生のまるみちゃんとうさぎくん。休校中にオンラインのビデオ通話で仲良くなった2人は、ちょっとずつお互いのことを話し始めます。体が変化した人たちを羨ましいと思う、まるみちゃんと、転校してきたばかりで不安がいっぱいのうさぎくん。そして、2人の体にも変化が……。まるみちゃんとうさぎくん、この2人の小学校卒業までの様子を通して、特別とは何か、普通とは何か、自分とは何かということを優しく問いかけるストーリー。