シリーズ・自然 いのち ひと(21)
もののけまもる森
南の森でぼくがであったのは、みずからを「もののけ」と名乗るさまざまな生き物たち。彼らがぼくに語ったこととは……?
発売年月 |
2020年7月 |
ISBN |
978-4-591-16712-0 |
判型 |
A4変型判 |
サイズ |
263mm x 216mm |
ページ数 |
48ページ |
主な対象年齢・学年 |
小3
小4
小5
小6
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本の種類 |
絵本
写真絵本
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ジャンル |
自然科学
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教科 |
理科
総合
環境
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定価 |
1,870円(本体1,700円) |
ぼくの仕事は野生の生き物たちを写真におさめることだ。毎年のように、南のあたたかな海ぞいにある、たくさんの生き物たちにであえる森をおとずれている……
そして、夜。「ここはオレたちの森だ」と、ぼくの目の前にあらわれたのは、真っ赤な顔をしたギョロ目のおばけ? 魔物? 妖怪? 怪物? 「これからおまえに森を案内しよう」という声に、ぼくはおびえながらも、いっしょに森に入っていった。
そこでぼくがであったのは、みずからを「もののけ」となのる、さまざまな生き物たち。怪しい声で叫ぶもののけたちの話を聞いていると、みな、人間のことをきらっているよう。
そして、ぼくは、ひとはこれまで自然のありさまにおそれと感謝の念を抱き、いのりをささげ、ともに生きてきたことを思い出す。しかし、いまひとはおそれを忘れ、とりかえしのつかない破壊をくりかえしている……。
世界中の森で生き物たちに出会い、森林破壊のようすに心をいためてきた環境ジャーナリストの藤原幸一が、インパクトある写真と構成で、森とひとがともにくらすための心のありようをわかりやすく語る、新しい切り口の写真絵本。