ポプラ文庫ピュアフル(391)
(P[み]6−9)拝み屋の遠国怪奇稿
招かれざる伝承の村
戦後昭和、拝み屋兼記者&ワケアリ新米カメラマンが全国の”因習村”の奇祭や儀式の真相を探る。秘境怪奇ミステリー、開幕!
発売年月 |
2025年1月 |
ISBN |
978-4-591-18444-8 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
148mm x 105mm |
ページ数 |
315ページ |
主な対象年齢・学年 |
小5
小6
高校
一般
シニア
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
814円(本体740円) |
【戦後昭和、拝み屋兼記者&心霊写真を撮ってしまうカメラマンのコンビが”因習村”の真相を探る、怪奇ミステリ―!】
戦後昭和、新人カメラマンの瑛吉は、いわゆる心霊写真のようなものしか撮れなくなってしまい困り果てていた。まともな写真が撮れず仕事も失っていたある日、胡散臭いオカルト雑誌から声が掛かる。
「月刊奇怪倶楽部」は怪しげな因習・風俗など何でも載せる下世話な雑誌で、目玉は国内の秘境をおどろおどろしく紹介する連載記事「本邦魔境紀行」。世界の秘境ブームに便乗した企画だが、取材費がないので場所を国内に絞り、曰くつきのスポットや儀式について書かれている。担当のライターは飛鳥という大学生のアルバイト記者だった。
飛鳥は瑛吉と近い年代の人当たりのいい青年であるが、実は拝み屋だという。瑛吉は不安に駆られながらも、日本全国の辺境で行われる奇祭や儀式に取材に行くことに――!?