• 会社情報
  • 採用情報
  • 著作物の使用
  • お問い合わせ一覧
kodomallへ 検索 メニュー
  • こどもっとラボ
  • 書店の方へ
  • カスタム出版
  • キャラクタービジネス
  • FOREIGN RIGHTS
本をさがす
この条件で検索する
  • 詳細検索はこちら
  • 図書館・学校向け検索はこちら
    図書館や学校で役立つ学習セットや読み物・絵本セットの検索ができます。N.D.C.分類を指定して検索することもできます。
サイト内検索
ポプラ社公式アカウント
ポプラ社公式Facebook
ポプラ社公式Instagram
ポプラ社公式Twitter
ポプラ社公式YouTube
ポプラ社公式note
一覧

ポプラ文庫 日本文学(525)

([あ]15−2)鋼の声が僕を呼ぶ

人生に立ちすくんだ少年が一歩を踏み出す、再生の物語。入試問題に多数採用された、傑作青春小説!

発売年月 2025年10月
ISBN 978-4-591-18777-7
判型 文庫判
サイズ 151mm x 105mm
ページ数 306ページ
主な対象年齢・学年 小5 小6 中学 高校 一般 シニア
本の種類 文庫
ジャンル 小説・文芸
定価 836円(本体760円)

書籍の内容

「誰だって痛みを抱えて生きている。」
孤独な男子高校生のコテツは、島根の刀鍛冶に引き取られて暮らすことに―。
人生に立ちすくんだ少年が一歩を踏み出す、再生の物語。
青春小説の旗手が贈る、感動の傑作!

―――
「何のために刀作っちょう?」
主人公の沙コテツに、級友の土屋はあっけらかんとこうたずねる。
これは、問われたコテツ自身の疑問でもあるが、同時に作者の問いかけでもあるのだろう。そして、私の疑問でもあった。

「鉄には鉄のなりたい姿があっだわ」師匠はそう言う。刀になりたい鉄があるとするならば、そのように姿を整えてやることは、職人の止むにやまれぬ使命なのだろうか。自然のあり様は、人間にとって正しいことばかりとは限らない。

物語では使命を担った職人たちが、さまざまな傷や事情を抱えながらも、懸命に伝統をつなげていく。その姿に、人が生きていくということの困難と尊さを感じずにはいられない。
本著は刀を作る職人たちの葛藤を感じつつも、爽やかに読みきることができる。それは、作者の丁寧で力のある筆致に「ペンは剣より強し」という言葉の灯りを感じることができたからだと思う。

                   ――まはら三桃(小説家)

【STORY】
突然火事にあい、火傷を負った東京の男子高校生・コテツ。
天涯孤独となった彼は、島根に住む遠縁の剱田かがりという老婦に引き取られることに。
かがりは、現代日本において唯一と言われる女性の刀鍛冶で、寡黙だが瞳に燃え盛る炎を持つ刀匠だった。
自暴自棄になり言われるまま島根にやってきたコテツだが、転校初日、己の火傷を見るクラスメイトの視線に耐えられず、学校へいけなくなる。
部屋にひきこもるコテツに、かがりは「学校へはいかなくてもいいが、そのかわり仕事を手伝え」と言う。
かがりの弟子であるコウやカンナに教わりながら手伝いをするうちに、徐々に作刀に興味を持ち始めるコテツ。
現代日本において、刀をつくる意味とはなにか? 
かがりや兄弟子たちと関わり、悩みながらも、鉄を打ち、その熱に溶かされ、コテツは自らの心の形も変えていく――。

この本をシェア

ポプラ社公式アカウント
ポプラ社公式Facebook
ポプラ社公式Instagram
ポプラ社公式Twitter
ポプラ社公式YouTube
ポプラ社公式note
一覧

任意のキーワードでお探しの情報を 検索することができます。

サイト内検索

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→https://aebs.or.jp/

ポプラ社
ページトップ

購入のご案内

書店

全国の書店でお求めいただけます。下記のリンクから、書店の在庫が検索できます。

ネット書店

購入方法の詳細は、各店のサイトでご確認ください。

*印のついたネット書店は書籍の紹介ページに直接移動できます。それ以外のネット書店につきましては、各ネット書店の検索機能をご利用ください。

電子書籍購入のご案内

電子書籍ストアによりましては、この本の電子書籍を扱っていない場合がございます。

電子書籍の価格は、各電子書籍ストアにてご確認ください。

*印のついた電子書籍ストアは書籍の紹介ページに直接移動できます。それ以外の電子書籍ストアにつきましては、各電子書籍ストアの検索機能をご利用ください。