ポプラ文庫 日本文学(507)
([こ]7−1)君の名前の横顔
『いなくなれ、群青』、『昨日星を探した言い訳』の著者が描く、血の繋がらない家族と名前をめぐる物語。
発売年月 |
2024年12月 |
ISBN |
978-4-591-18443-1 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
422ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
シニア
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
946円(本体860円) |
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世の中のすべての悲しみを避けて歩くのも、
なんだか気持ちの悪いことのような気がした。
『いなくなれ、群青』、『昨日星を探した言い訳』の著者が描く、
血の繋がらない家族と名前をめぐる物語。
夫を亡くし、小学生の息子・冬明を一人で育てるシングルマザーの愛。父親の死後、義母の愛と弟の冬明を見守りながらも、家族という関係に違和感を持つ大学生の楓。
「世界の一部を盗む」想像上の怪物・ジャバウォックを怖れ、学校に行きたがらない冬明に二人は寄り添おうとするが、「紫色の絵具がなくなったんだ。ジャバウォックが盗っちゃったんだよ」と冬明が告げた日から、現実が変容していく。
ジャバウォックの真実を知ったとき、あなたもきっと、その怪物を探し始める――。
家族とは、常識とは何かを問い直す、壮大なファンタジーエンタメ小説。