ポプラ文庫 日本文学(380)
([た]10−1)まちの本屋
知を編み、血を継ぎ、地を耕す
現代におけるリアルな本屋の存在価値とは? 大注目の出版人が綴る出版業界最前線、待望の文庫化!
発売年月 |
2019年5月 |
ISBN |
978-4-591-16300-9 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
207ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
|
本の種類 |
文庫
|
ジャンル |
エッセイ
|
定価 |
726円(本体660円) |
ネット書店の台頭、「書店空白地域」の急増──。
変化する出版市場で問われる「まちの本屋」の役割とは? 書店から数々のベストセラーを生み出してきた名物元書店員が語る、本を愛する全ての人必読の一冊! 文庫化に際し、大幅書き下ろし「その後の『まちの本屋』」を収録。
<プロフィール>
田口幹人
Taguchi Mikito
1973年、岩手県生まれ。盛岡の第一書店に就職後、5年半の勤務を経て、実家のまりや書店を継ぐ。
店を閉じ、2005年にさわや書店に再就職。独自の店づくりと情報発信によって、さわや書店フェザン店から全国的なヒット作を多く送り出す。
2019年さわや書店を退社。現在は出版取次会社に勤務。地域の中にいかに本を根づかせるかをテーマに、中学校や自治体と連携した読書教育や、本に関するイベントの企画、図書館と書店の協働などを積極的に行う。
編著書に『もういちど、本屋へようこそ』がある。