一般書(896)
私はコーヒーで世界を変えることにした。
夢をかたちにする仕事道
18歳で中米エルサルバドルにわたり世界中でコーヒー栽培にたずさわる著者の読むとシビれるビジネス活劇。小山薫堂氏も推薦!
発売年月 |
2013年5月 |
ISBN |
978-4-591-13459-7 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
269ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
エッセイ
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定価 |
1,430円(本体1,300円) |
小山薫堂氏推薦!
「自分の仕事を愛し尽くす……
男の真の幸せとは、こういうことなんだ!」
コーヒー界の「インディ・ジョーンズ」、
世界中を駆け巡る!!
世界を股にかけた圧倒的な
面白さのビジネス活劇!!
「ガイアの夜明け」「世界ふしぎ発見!」
「おしゃれイズム」など番組出演も多数!
「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて
コミック連載が2013年開始予定!
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18歳で単身、中米エルサルバドルに渡り
国立コーヒー研究所に入所。
エルサルバドルの内戦で多くの知人を失ったり、
グアテマラでは大地震、ジャマイカではハリケーンに
巻き込まれながらも世界各地でコーヒー栽培に携わり、
「コーヒーハンター」と称賛される。
「著者がJALのコーヒーをプロデュースして
機内で飲める世界一のコーヒーになり売り上げもあがった」など
世界の政治経済と深く関係するコーヒーと
波乱万丈の半生を通して、
夢をかたちにすることの素晴らしさを問う。
美味しくて持続可能なコーヒーが
環境問題や貧困問題までも変える
大きなきっかけになる!
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(プロローグより)
私が「コーヒー屋になる」と
決めたのは小学生のとき。
子どものころからずっと、
コーヒーの生産国にあこがれていた。
そして、その夢を叶えるため、
十八歳で単身中米のエルサルバドルへ留学した。
座右の銘は、
「何人かが、当然それを為すべき筈である。
それなら、自分が何ゆえ為さずに済むものか」
すごい生産者がいる、
すごいコーヒーがあると聞けば、
どこへでも飛んでいく。
たとえ、それが中南米の密林の奥地であろうと、
アフリカの高地であろうと、
アラブの荒野であろうと……。
おいしいコーヒーがあるところを目指して、
ただひたすら突き進む。
いつのころからか、
私は「コーヒーハンター」と呼ばれるようになった。
「コーヒーのために私ができることはすべてやる」
私は、それを実践して生きている。
子どものころからやりたかったことが、
こうして私の一生の仕事になった。