一般書(689)
緊急提言! デジタル教育は日本を滅ぼす
便利なことが人間を豊かにすることではない!
2015年に教科書がデジタル化されようとしている。このままでは日本の未来が危ない! 今こそ、教育とは何かを真剣に考える時だ!
発売年月 |
2010年8月 |
ISBN |
978-4-591-12068-2 |
判型 |
A5判 |
サイズ |
217mm x 155mm |
ページ数 |
208ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
エッセイ
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定価 |
1,540円(本体1,400円) |
書籍の電子化はもはや急速に浸透しつつある。世の中のすべてのものが便利なデジタル化に進んでいる。そしてついに教育の現場にもデジタル化の波は押し寄せてきている。教科書がデジタル化されようとしている。便利で経済的だからいいじゃないかという声の元に。ここでよく考えたい。教育の現場に利便性の追求は必要か。教育の現場を経済性でとらえてよいのか。デジタルのメリットは確かに多い。簡単、便利なところは誰にも優しい。しかし、デジタルは人と人が顔をつき合わせて行うコミュニケーションがない。すべて自己完結してしまう。そこには議論もない。デジタル化の大きな波が来ている今こそ、教育について考えるべきだと著者は訴える。戦後教育の失敗により、コミュニケーションを失ってきた日本人が、デジタル化の波にのまれ、さらに大きな過ちを犯そうとしている。日本の教育が危ない。戦後教育の変遷をたどりながら、デジタル教育に一石を投じるための著者渾身の緊急提言!