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にこちゃんのキャラクターを考えていたころ、ちょうど娘がイヤイヤ全盛期でした。待望の第一子だったので、娘のことは本当にかわいくて、愛おしくて、毎日が笑いにあふれていますが、このころは、ふと「鬼だ!これは鬼の子だ!!!」と思う事があり、そんな発想から「おにのこにこちゃん」が生まれました。泣いたと思ったらすぐ笑う、笑ったと思ったら次はプンプン!コロコロと変わる表情を、娘のリアルな日常を投影しながら、臨場感を持って描きたいなと思いました。キャラクターデザインとしては「昭和の子」を思わせるような、どこか懐しい雰囲気の素朴な子をイメージして作りました。
お風呂上がりにパジャマを着るのをいやがり、着替えを放り投げて「これはおきがえじゃない!こっちがおきがえ!」とキッチンにあった“踏み台”を指して言うので、「じゃあ、これ(踏み台)を着てみたら!」と言うと、悩みながらも、踏み台に頭をゴツゴツとたたきつけて、泣きながらなんとか着ようとしていました。その姿が、かわいそうで、かわいくて、おかしくて……なんと愛おしい生き物だろうと、涙が出ました。こんな日々の出来事を、忘れたくないなぁと思いました。
にこちゃんの行動やしぐさを見て、多くの方に「うちの子だ!」と思ってもらえるとうれしいです。にこちゃんえほんと一緒に、「お風呂に入る」「着替えをする」という、なんでもないお子さんとの日常を、大いに笑って、楽しんでいただけたらと思います。(ちなみに娘はにこちゃんを読んだ後、一緒になって「やだもん!やだもん!」とわざとイヤイヤした後、楽しくなってきて大笑いをしながら、お風呂に入ってくれました!)
子育て中は、うれしい事も楽しい事もたくさんありますが、イライラしたり、腹が立ったりして「もう!!」と声を出したくなる事もたくさんあります。でも、先輩ママたちからは「本当にあっという間に大きくなっちゃうよ~!」と言われるので今しかない子供との時間を存分に楽しみたいと思います。笑顔もイヤイヤも全部ひっくるめて、みなさん一緒にこの時を楽しみましょう~!
誰もが通るイヤイヤ期。そんなエネルギーに溢れたイヤイヤ期の子どもたちを、おもしろい!愛おしい!と思っていたらこのお話が生まれました。
(ポン)私はにこちゃん以上のヤダヤダッ子でした!!一度泣き出すと何があっても気持ちが治まるまで泣き続け、私が泣いた日はアパートのみんなが知っているぐらいの大声!しかも気が済むまで泣くので長い!!できないことや思い通りにならないことがあると、胸の中が熱くなってどうにもならなくなるんです!その感覚は今も覚えていて子どもたちの気持ち、わかります!でもお母さんになった今、当時の母の気持ちもわかりました!(笑)
あーあるある!うちにもいるいる!あー私のことだ!みんなの家のにこちゃんを感じながら読んでもらいたいです!!
まさに、にこちゃんです!「ヤダ!」の気持ちを目一杯表現できる振り付けとなっております!!
大人もにこちゃんになりきって、家族みんなで踊ってくれたらうれしいです!
できないことができるようになるのは子どもたちのチャンス。イヤイヤはダメなことじゃなくて、いっぱいイヤイヤを繰り返してみんな大きくなるんだよね。大人のみなさん、みなさんのそばにいるにこちゃんをどうぞよろしくお願いします!!