ポプラ新書(158)
(158)ニュースがわかる高校世界史
ニュースを理解するには高校世界史の知識があればいい。大人の学び直しに最適な1冊。
発売年月 |
2018年9月 |
ISBN |
978-4-591-16026-8 |
判型 |
新書判 |
サイズ |
173mm x 109mm |
ページ数 |
254ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
新書
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ジャンル |
知識・教養
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定価 |
880円(本体800円) |
【大人の学び直しにも最適!】
【「高校世界史」の知識でここまでわかる!】
1929年世界恐慌ふたたび
それでも歴史はくりかえすのか?
歴史を知れば世界が見えてくる――。激しくなる米中貿易戦
争と独裁者たちが望まれる現代は、1929年の世界恐慌から第
二次世界大戦に進む流れと似ている。このまま世界は戦争を
迎えるのか? 大人になった今こそ歴史を学び、世界で起き
ていることを理解したい。そんな期待に応えるニュースを読
み解くための高校世界史講座。
【目次】
授業を始める前に――歴史をどう学べばいいのか
歴史の教科書は読んでもわからないようにできている?
社会人が歴史を復習するには世界史Aで
理解するには先生が必要な日本の教科書
歴史を教える難しさ
歴史を学ぶ難しさ
歴史から見えてくること
第1限 世界恐慌再び、となるのか
第二次世界大戦につながる歴史から見える今
第2限 独裁政治はなぜ生まれたのか
ドイツ国民はこうしてヒトラーを選んだ
第3限 「アメリカ・ファースト」は昔から
歴史と今はつながっている
授業を終えて――歴史の中で生きるには
今現場で起こっていることの背後にある歴史
アメリカは経済が優先される国
歴史を遡ると見えてくるアメリカの根底を流れる思想
歴史の中に生きるひと
日本では戦後の歴史がどう捉えられているか
【プロフィール】
池上彰(いけがみ・あきら)
1950年、長野県生まれ。慶應義塾大学卒業後、NHKに記者として入局。事件、事故、災害、消費者問題、教育問題等を取材。2005年に独立。2012年から16年まで東京工業大学教授。現在は名城大学教授。海外を飛び回って取材・執筆を続けている。
増田ユリヤ(ますだ・ゆりや)
神奈川県生まれ。國學院大學卒業。27年にわたり、高校で世界史・日本史・現代社会を教えながら、NHKラジオ・テレビのリポーターを務めた。日本テレビ「世界一受けたい授業」に歴史や地理の先生として出演のほか、現在コメンテーターとしてテレビ朝日系列「グッド!モーニング」などで活躍。日本と世界のさまざまな問題の現場を幅広く取材・執筆している。