ポプラ文庫 日本文学(490)
([や]2−9)花屋さんが言うことには
紀久子が働くことになったのは、駅前のお花屋さん。誰かの日常が少し鮮やかになるよう願いながら、今日もお花を手渡します。
発売年月 |
2024年3月 |
ISBN |
978-4-591-18149-2 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
367ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
869円(本体790円) |
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<内容紹介>
24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。
やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていく。
花を求めるお客さんの事情はそれぞれ。誰かを祝う花もあれば、少し切ない花もある。いろんな想いが詰まったお花を届けているうちに、紀久子は自分の心にもう一度向き合いはじめ――。