ポプラ文庫 日本文学(389)
([に]2−1)i
絶対、世界にアイはあるーー西加奈子の渾身の「叫び」に心揺さぶられる長編小説。巻末に又吉直樹氏との対談を収録。
発売年月 |
2019年11月 |
ISBN |
978-4-591-16445-7 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
325ページ |
主な対象年齢・学年 |
中学
高校
一般
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
748円(本体680円) |
アメリカ人の父と日本人の母のもとへ、養子としてやってきたアイ。
内戦、テロ、地震、貧困……世界には悲しいニュースがあふれている。
なのに、自分は恵まれた生活を送っている。
そのことを思うと、アイはなんだか苦しくなるが、どうしたらいいかわからない。
けれど、やがてアイは、親友と出会い、愛する人と家族になり、ひとりの女性として自らの手で扉を開ける――
たとえ理解できなくても、愛することはできる。
世界を変えられないとしても、想うことはできる。
西加奈子の渾身の叫びに、深く心を揺さぶられる長編小説。
累計21万部!巻末に又吉直樹氏との対談を収録
残酷な現実に対抗する力を、この優しくて強靭な物語が、与えてくれました。――又吉直樹
読み終わった後も、ずっと感動に浸っていました。なんてすごいんだろう。この小説は、この世界に絶対に存在しなければならない。――中村文則