ポプラ文庫 日本文学(366)
([て]3−3)月のぶどう
ワインを作ることは、手紙を書くことに似ている――。ワインづくりを通し、自らの生き方を見つめ直していく双子の姉弟の物語。
発売年月 |
2018年10月 |
ISBN |
978-4-591-16052-7 |
判型 |
文庫判 |
サイズ |
151mm x 105mm |
ページ数 |
347ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
シニア
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本の種類 |
文庫
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
748円(本体680円) |
泣けなくなったら、訪ねてきてください。
人は、どんなに光を浴びていても、
何度も?ぶどうのなみだ?を流しながらつぶやく。
「こんなはずじゃなかった」。
でもそんな時、きっと『月のぶどう』で作られたワインが、
ちょっぴり人生の甘みを教えてくれると思います。
――『しあわせのパン』の三島有紀子(映画監督)
大阪で曽祖父の代から続くワイナリーを営み、発展させてきた母が亡くなった。美しく優秀な母を目標にしてきた姉の光実と、逃げてばかりの人生を送ってき た弟の歩は、家業を継ぐ決意をする。うつくしい四季の巡りの中、ワインづくりを通し、自らの生き方を見つめ直していく双子の物語。