ポプラキミノベル 創作(21)
([み]01−02)図書室の怪談 死者の本
「本の怪談」シリーズ著者による、新怪談シリーズ第2弾。「死んだ人に会える」という真っ赤な『死者の本』に主人公が導かれ…。
発売年月 |
2021年7月 |
ISBN |
978-4-591-17059-5 |
判型 |
新書判 |
サイズ |
172mm x 112mm |
ページ数 |
250ページ |
主な対象年齢・学年 |
小3
小4
小5
小6
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本の種類 |
児童向け文庫
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ジャンル |
児童読み物(国内)
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定価 |
748円(本体680円) |
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「本の怪談」シリーズの著者による、新怪談シリーズの第2弾。
五つ年上の従兄が交通事故で亡くなって落ち込んでいたわたしは、たまたま校内新聞のバックナンバーの中に「七不思議特集の〈四時四十四分の噂〉」を見つけた。私の通う中学校の屋上で、四時四十四分ちょうどに強く願うと、死んだ人と会えるというのだ。
わたしが屋上で死者との再会をねがっていると、名札に〈綾目〉とある見知らぬ女の子が「あなた、死んだ人に会いたいんでしょ? でも、そのやり方はだめよ」と声をかけてきた。そして、「本当に会いたいなら、方法がないわけじゃないけど……知りたい?」と。
彼女に導かれ、図書室にいくと、彼女は資料室から一冊の真っ赤な本を持ってきた。タイトルは『死者の本』だった。教室の戻ったわたしは、第一話から読み始めた……。
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