一般書(490)
もしものせかい
「少し前の私に、どうしても必要な物語でした」もしも なにかを なくしたら。「もしものせかい」を持つすべての人へ。
発売年月 |
2025年2月 |
ISBN |
978-4-591-18522-3 |
判型 |
A5変型判 |
サイズ |
196mm x 154mm |
ページ数 |
48ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
絵本
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ジャンル |
創作絵本(国内)
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教科 |
国語
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定価 |
1,320円(本体1,200円) |
「少し前の私に、どうしても必要な物語でした」 ヨシタケシンスケ
もしも なにかを なくしたら。
もしも もどって こないなら。
男の子が寝ていると、大事にしていたロボットが話しかけます。
「やあ、おはよう。突然で申し訳ないんだけど、
ボク、もしものせかいに行くことになりました」。
「もしものせかい」がどんなところか、
どうして「もしものせかい」に行かなくちゃいけないのか、
小さくなってしまった「いつものせかい」でどう生きていけばいいのか……
ロボットは、ひとつひとつ説明しはじめます。
本書『もしものせかい』は、多忙な著者にとって、
はじめて「誰かに依頼される前に生まれた物語」でした。
自身の悲しい経験により、
この物語を描かないと先に進めない――
つまり、少し前の“ヨシタケシンスケ”にとって、
『もしものせかい』はどうしても描く必要のある物語だったそうです。
悲しみや喪失感を忘れようとしたり、
もとの自分を取り戻そうとしたりするのではなく、
その経験そのものをまるごと抱えて生きていくこととは?
そして「その先」への思いが詰まっています。
「もしものせかい」を持つすべての人へ。