一般書(210)
跡を消す
特殊清掃専門会社デッドモーニング
俺が飛び込んだのは、わけありの死に方をした人達の部屋を片付ける会社だった――。第7回ポプラ社小説新人賞受賞作!
発売年月 | 2018年7月 |
ISBN | 978-4-591-15986-6 |
判型 | 四六判 |
サイズ | 188mm x 128mm |
ページ数 | 303ページ |
主な対象年齢・学年 | 高校 一般 シニア |
本の種類 | 単行本 |
ジャンル | 小説・文芸 |
定価 | 1,760円(本体1,600円) |
ポプラ社在庫情報 | 在庫あり |
俺が飛び込んだのは、
わけありの死に方をした人達の部屋を片付ける会社だった――
選考委員の満場一致で選ばれた、
第7回ポプラ社小説新人賞受賞作!
一気読みだった。上手い。
特殊清掃という業界の内幕が持つ興味深さ・面白さだけに頼ることなく、
個々のケースごとに異なるドラマを作り、
そのひとつひとつが実に読ませる。
主人公が「死とは何か」を考えるのと一緒に、
読者も自ずと死について考えるようになる。
その構成が見事。
――大矢博子(書評家)
気ままなフリーター生活を送る浅井航は、
ひょんなことから飲み屋で知り合った笹川啓介の会社
「デッドモーニング」で働くことになる。
そこは、孤立死や自殺など、わけありの死に方をした人たちの
部屋を片付ける、特殊清掃専門の会社だった。
死の痕跡がありありと残された現場に衝撃を受け、失敗つづきの浅井だが、飄々としている笹川も何かを抱えているようで――。
生きることの意味を真摯なまなざしで描き出す感動作!
★『跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング』
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