一般書(775)
てのひらの父
家族のいない老年男と、年ごろの三人の女たち。ひとつ屋根の下ではじまった、他人同士の共同生活の中でみえてくるものとは・・・。
発売年月 |
2011年11月 |
ISBN |
978-4-591-12656-1 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
194mm x 135mm |
ページ数 |
287ページ |
主な対象年齢・学年 |
高校
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
小説・文芸
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定価 |
1,650円(本体1,500円) |
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『真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ』で
大注目の著者が描く、
期待を裏切らぬ書き下ろし最新作!
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世田谷区、松陰神社前駅から徒歩15分。
女性専用の下宿「タマヨハウス」には、年ごろの三人の女が暮らしていた。
弁護士を目指す涼子、アパレルのデザイナーとして働く撫子、
そして不条理なリストラに遭い、人生にも道にも迷い続ける柊子。
幸せでも不幸せでもない日常を過ごしていた彼女たちだが、
春の訪れとともに現れた真面目だけが取り柄の臨時管理人の過干渉によって、
少しずつ「足りない何か」が浮き彫りなっていく。
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わかりあえない、父と娘の
おかしくて切ない“距離”の物語
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