日本の国土とくらし(6)
寒い土地の人びとのくらし
冬には気温零下20度くらいまで下がる北海道十勝。日本の中でも寒い土地として有名な十勝の自然、農業、産業を伝えます。
発売年月 |
2011年4月 |
ISBN |
978-4-591-12307-2 |
判型 |
A4変型判 |
サイズ |
286mm x 216mm |
ページ数 |
47ページ |
主な対象年齢・学年 |
小3
小4
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本の種類 |
児童向け単行本
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ジャンル |
知識・教養
学習
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教科 |
社会科
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定価 |
3,080円(本体2,800円) |
年間の平均気温が10度以下になる土地は、山地や高原などをのぞくと日本では北海道だけです。
日本の寒冷地北海道の十勝平野にある音更町をたずねて、産業や歴史、食や住居などの人びとの生活を紹介します。
十勝平野といえば、冬にはマイナス25度以下になるほど寒く、夏は7月から9月にかけての
平均気温は15度。夏と冬の気温が大きな気候が特徴です。
サクラがさくのは5月になってから。さらに5月は種蒔や植えつけの季節でもあり、
いっせいに農作物の栽培が始まります。
なかでも音更町はニンジンの栽培が盛んで、
夏から秋にかけてでまわるのはほぼ音更町産です。
また、夏と冬の気温差がはげしい気候は、
牛の飼料となる牧草もよく育ちます。
そこで、音更町では酪農も盛んです。
その他、零下でも快適に過ごせるように工夫した家のつくり、
冬の交通事故対策など、
日本の寒冷地、音更町の様子を伝えます。