ノベルズ・エクスプレス(49)
わたしの気になるあの子
クラスになじまない転校生の女の子が、ある日突然坊主頭で登校してきた。ますます孤立してしまった彼女が気になる瑠美奈は……
発売年月 |
2021年2月 |
ISBN |
978-4-591-16910-0 |
判型 |
B6判 |
サイズ |
190mm x 135mm |
ページ数 |
210ページ |
主な対象年齢・学年 |
小5
小6
中学
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本の種類 |
児童向け単行本
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ジャンル |
児童読み物(国内)
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定価 |
1,540円(本体1,400円) |
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助けてあげたいのに
「ほっといてほしいの」だって。
だけど、ほっといていいのかな…。
「女の子らしくしろ」と口うるさい祖父にモヤモヤと反感を覚える瑠美奈は、ある日、クラスメイトの詩音が坊主頭で登校してきたことに衝撃を受ける。
詩音は転校生で、最初からあまりクラスに溶け込もうとせず孤立していたのに、ますます浮いてしまう。瑠美奈は詩音が男子からからかわれているのを見かけて助けるが、詩音は頑ななまま。
実は詩音が坊主にしたのは、高校生の姉が、転校先の時代錯誤な校則に抗議するために坊主にし、周囲から理解されないでいるのを助けたかったためだった。それを知った瑠美奈は、なんとかそんな詩音を助けたいと思うようになり…。
「女の子らしく」「高校生らしく」「普通にして」とすぐに言われるけれど、ふつうじゃないって、いけないこと?と考え始めた瑠美奈たち。
「多様性」をテーマにしつつ、人を思うこと、助けあうことについて、深く感じられる物語。
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