ポプラ社の絵本(44)
ようかいでんしゃ
はじめての電車のひとりたび。ところがその電車は、乗っているお客さんはみんな妖怪! 妖怪だらけの電車でぼくは・・・?
発売年月 |
2017年8月 |
ISBN |
978-4-591-15531-8 |
判型 |
A4変型判 |
サイズ |
264mm x 214mm |
ページ数 |
32ページ |
主な対象年齢・学年 |
3歳
4歳
5歳
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定価 |
1,430円(本体1,300円) |
きょうは、ぼくのはじめてのひとりたび。発車のベルが鳴り、ぼくは電車にかけこみますが、そこで見たのは! お客さんはみんなようかい! ようかいだらけ!
そんなぼくの耳に届いたのは「お客さんのなかに、人間がひとり入りこんでいるようです。これから、みなさまのにおいをひとりひとり確認します」という車内アナウンス。ようかいたちにかこまれて、ぼくはこわくてガクガク、ブルブル……!
*
みんなが大好き、ようかい! でも、ぼくが乗った電車にようかいたちが、うじゃうじゃ乗っていたら!? そんなちょっとこわくて、でもわくわくの要素がたっぷりつまったお話えほんです。
お話中には出てきませんが、舞台になっているのは、作者のおじいちゃんが住む和歌山の山里。都会にすむぼくが、おじいちゃんの家にはじめて一人で遊びにいくお話です。ファンタジックな内容ですが、絵に描かれる風景は、まさに日本の原風景。おもしろく楽しいだけでなく、心にしみる作品です。