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【活用事例】「ポプラディア第三版」をつかった図書館クイズイベント(埼玉県/東松山市立新宿小学校・学校司書・藤井晃子さん)



全国の学校や図書館で活用されている「ポプラディア」。取材や投稿で、さまざまな事例を紹介していきたいと思います。なかなか他地域の実践の情報を得る機会はないけれど、地域によって、学校によって、小さな工夫や大胆な仕掛けがいろいろあると思います。どんどん共有していけば、ここまでできるんだ、と感じるかもしれませんし、これならできる、と勇気づけられるかもしれません。学校図書館以外でも、管理職や教員、保護者の方々にも、こんなことをやっているんだ、と知ってもらうことにもつながります。活用事例の投稿コーナーもありますので、ぜひ、みなさんの事例もお知らせください!

第14回:「ポプラディア第三版」をつかった図書館クイズイベント(埼玉県/東松山市立新宿小学校・学校司書・藤井晃子さん)

しばらくあいだがあいてしまいましたが、ひさしぶりに活用事例の紹介です。
今回は、埼玉県の東松山市立新宿小学校から届いた「ポプラディア第三版」を活用した図書館でのイベントについてご紹介します。



昼休みに開催した図書館イベント


 2023(令和5)年度、2024年度に開催した図書館でのイベントを報告します。2023年度は「ポプラディア選手権」、2024年度には「めざせ、百科王」というタイトルでイベントをひらきました。対象は3年生以上で、昼休みの10分間でおこないます。
 「ポプラディア選手権」では、学年で難易度を変えた問題を作成しています。参加児童は事前にエントリーをして、当日ガチャポンででてきた巻の問題を解き、図書委員がタイムをはかり、終わったら参加賞をわたします。後日、学校司書が採点して、正解している児童のなかからタイムで順位をつけて、1位「ポプラディアチャンピオン」、2位と3位は「ポプラディアエキスパート」として発表。正解は廊下に掲示して、解答用紙は参加者に返却しています。参加人数は66人で、3年生以上の25パーセントにあたります。事前練習日をもうけていて、そこでイベントへの意欲が高まった児童も多かったようです。




「ポプラディア選手権」で使用したガチャポンと問題を解くようす


 翌年の「めざせ、百科王」では、参加日を学年でわけて、当日参加ができるようにしました。問題は共通で、解いたら採点コーナーで図書委員が採点して、参加賞をもらって終了です。参加人数は106人で、3年生以上の児童の40パーセントにあたります。2回参加した児童もいて、延べだと141人の参加でした。



「めざせ、百科王」の告知と当日のようす


本を読める子、調べ学習ができる子になれば、学力の向上の助けに


 東松山市は2017(平成27)年度に『東松山市子ども読書活動推進計画』が策定され、翌年に学校司書制度ができました。私は栄養士として保育園に勤務したことをきっかけに絵本に興味を持ち、退職後、自分の子の小学校で読み聞かせボランティアをしており、そのご縁で学校司書に採用されました。初年度は週3日専任でしたが、市内全小学校に司書配置がひろがって、3校兼任、2校兼任を数年間経た後、現在は新宿小を週2日専任で担当しています(現在も2校兼任の学校司書さんはいます)。全国、どこも同様と思いますが、司書配置の初年度は掃除と分類を揃えるところからでした。司書資格がない素人なので、書物を参考に、掃除と同時並行で図書室の使い方オリエンテーションや、好きな本総選挙などの図書イベントをおこない、学校図書館の存在をアピールしました。8年目の現在も市内の学校司書仲間との情報交換や、教育委員会、市立図書館の研修で学び継続中です。

 話は戻って、実はようやく「ポプラディア第三版」を購入できたのが、2023年度のことでした。それまでは大人向けの古い百科事典しかなく、とても児童が使えるものではありませんでした。
 調べ学習で百科事典を使いたいという先生はいらっしゃいましたし、タブレットよりも本でゆっくり見たほうがわかる児童もいたので、「ポプラディア」の第三版が出版され、百科事典が教科書に載って、というタイミングでなんとか購入できるようにはたらきかけを続けていました。本を読める子、調べ学習ができる子になれば、学力の向上の助けになるという思いがあります。購入が決まって、イベントは私が企画して、図書主任ほか管理職に起案しました。学校司書は週2日勤務なので、図書委員に手伝ってもらえるよう学期末の貸出がない時期におこなうことにしています。先生方も手伝ってくださいます。

 「ポプラディア選手権」のときは、「ポプラディア」を周知したいということもあって、派手にチャンピオンを決めるイベントにしました。「めざせ、百科王」では、より多くの児童が参加できるようにと考えてのイベントです。参加者はかなり増えていますが、前年に入賞した児童はあまり参加しておらず、イベントの難易度を下げたせいかなと考えています。本校は外国籍の児童も多く、問題の難易度設定は悩ましいところがあります。でも、「「ポプラディア」がおもしろいことが分かった」という児童が大勢いますし、「来年は絶対参加する」と言ってくれる2年生もいます。自分の家にも欲しいと言ってくる子もいました。4年生以上は全員が「ポプラディア」で調べる力を身につけることを目標に、来年の企画を練っています。





これからも百科事典の意義や魅力を発信していきたいと思いますので、自治体や図書館、教育関係者の方々からもコメントや事例等をお知らせください。「総合百科事典ポプラディア」活用ナビ「Hello!ポプラディア」では、活用事例の投稿コーナーをご用意しています。みなさんの参加をお待ちしています。

★ 「Hello!ポプラディア活用事例」記事の一覧へ


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