初めて百科事典に触れるので、(2)と(3)の部分に時間をかけ、丁寧に説明しました。国語辞典と百科事典は「役割が違う」というスライドで、2つの違いを分かりやすく説明。
「役割が違うからポプラディアには『鬼滅の刃』も、『新型コロナウイルス感染症』も、項目として載っているよ」と伝えると、「おぉー!」と興奮した声が聞かれました。
(5)のワークでは、ハテナシートを1枚ずつ挟んだ「ポプラディア第三版」を1冊ずつ配布。気になるハテナを1問調べたあと、友達と交換してさらにたくさんのハテナに挑戦。調べる際には、ハテナのどの言葉に注目して項目を引くのか、まず下線を引かせることで、何を問われているのかを考えさせました。
昨年度に「百科事典の使い方」を行っているので、(1)~(4)のふりかえりは簡単に済ませ、1~16巻全てのハテナシート1枚ずつ16枚をセットにして全員に配布、どれだけ多くのハテナに答えられるかに挑戦。子どもたちはゲーム感覚でどんどんハテナの答えを探していき、「時間が足りない!」「もっと調べたい」という声が聞かれました。
(1)~(4)のふりかえり後、「身近な3つの項目の違いを見つける」(「高学年~中学生向けワークシート」の3問目「身近な項目を調べてみよう」をより具体的にしました)にグループで挑戦。その際、中学年ではできなかった索引巻の説明も行いました。
ワークを行う中で、項目を説明する際、「解説のどの部分を引用して説明するか」で戸惑う様子も見られたので、次回は「定義」の部分もきちんと解説が必要だと感じました。